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Hyogo KONISHIビール 

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小西酒造株式会社のKONISHIビール。小西酒造さんは、1550年に創業したの。兵庫の伊丹といえば、「清酒発祥の地」やない?そこでずっと頑張ってきた会社なのよ。

すごろく 双六 sugorock 地ビール クラフトビール craftbeer 兵庫 hyogo KONISHIビール 小西酒造株式会社 白雪伊丹酒は丹醸とよばれて、将軍の御膳酒にもなっていたの。伊丹の清酒が本格的に流通するようになったのは慶長5年、1600年のことで、三段仕込みを発見してからのことだから、その前からお酒を造り続けているってことね。灘が追い上げてきたのは正徳6年1716年ごろのことで、無視できないほどになったのは享保9年1724年ごろ。その後、宮水の採用によって、伊丹酒を一気に追い抜いてゆくの。それまで伊丹酒は、全国でも負けなしだったのよ。 領主近衛家はそれを大変残念に思ったのかしら。伊丹酒は「京都」という新たな販路開拓に尽力してもらって、伊丹酒が公に京都入りすることを許されるに至ったの。京都で最高銘柄とされていた大津酒を退けた格好よ。近衛さんはもともと京都の宇治に領地があったの。お茶に造詣が深い人で、伊丹が任地になってからしばらくは、お茶の宇治に戻りたいという気持ちが強かったみたい。それでもお酒を精一杯後援しているうちに、この地に落ち着く覚悟をなさったのね。京都には強力なパイプがあったし、伊丹に茶の湯を好む風流人が多いって背景には、近衛さんの影響があったはずよね。

でもね、明治維新を境に、それも衰退してゆくわ。「剣菱」「男山」「松竹梅」などの酒銘は灘や北海道の蔵元が買収するなどして、伊丹からは消えていったの。同じく「白雪」や「老松」、「大手抦」も消えていたのだけど、この小西酒造さんが、大手柄はブランドとして復活させたのよ。その小西酒造さんがつくったビールがKONISHIビール。 ビールの本場のベルギーとのかかわりも深くってね、ビールのことをよく知っているブルワリーよ。

http://www.konishi.co.jp/product/list.php?id=3

おすすめはスノーブロンシュ。さわやかな後口が大好きなの。ふわりと鼻と舌先をくすぐるコリアンダーとオレンジピールの爽やかな酸味がお気に入り。 "Belgian-style Witbier" categoryで 3年連続金賞受賞して、BILA2011では、金賞を受賞しているわ。幕末ビールの復刻版なんかもあるの。

すごろく 双六 sugorock 地ビール クラフトビール craftbeer hyogo 兵庫 川本幸民日本においてどこで最初に麦酒が造られたのかって、その場所のことはわかってなかったの。でもね、古地図から日本橋茅場にあったってことが分かったのよ。160年程前のことね。蘭学者の川本幸民が作ったの。いろいろな機械の解説をしている遠西奇器瀾や、ドイツの科学者ユリウス・ステックハルトの「Die Schule der Chemie」を和訳した化学新書を世に出しているわ。化学新書に関しては、原本を長崎から入手したのでしょうね。オランダ語版を和訳しているの。そのころ今の「科学」にあたる言葉は「舎密」だったのね。「せいみ」って読むわ。オランダ語で化学のことは「Chemie」っていうんだけど、当て字にしたのよ。でも川本幸民は、中国で使われていた「化学」の単語を使用したの。

食べ物って「化学」に密着しているじゃない?お料理なんかそんなこと考えずに作っちゃうけど、実際には「なるほど~」って唸るような化学的なことを経由して食卓に並ぶのよね。ビールもやはりとっても化学的で、蘭学者の川本幸民が作ったっていうのは納得できることなのよ。ペリーの船でビールを飲んで魅了されたこととか、さっそく家に帰って自分ちの竈でビールを作ったとか、何を使って作ったとか、しっかりと文献に残されているの。それを忠実に再現したのが「幕末のビール復刻版 幸民麦酒」なのよ。

そうそう、伊丹市の市章は、「近衛家」の合印文よ。伊丹市を盛り立てた近衛家への敬意なのか、近衛家なくして痛みは語れないということなのか。今でも起業や産業への参入を応援する施策が市や県であるけど、昔も領主の応援があって特産品は全国に売り出されていたじゃない?地方自治の姿って、今も昔も本質は一緒なのよね。小西酒造さんは伊丹の歴史とともに歩んでこられた会社でいらっしゃるから、「歴史探索」のHPもお持ちなのよ。これもすごく面白かった。

http://www.konishi.co.jp/html/fujiyama/itaminorekishi/index.html


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