sugoROCKではそのままここに留まってね!。

Kyoto 京都町屋麦酒

すごろく 双六 sugorock 地ビール クラフトビール craftbeer 京都 kyoto キンシ正宗 京都町屋麦酒

京都町屋麦酒は、造り酒屋キンシ正宗で作られているの。創業1781年の歴史ある造り酒屋よ。日本の暦なら安永期だから、平賀源内が活躍したり、杉田玄白の解体新書が発刊されたりといった時代よね。敷地内に「桃の井」があって、それがことのほか名水なの。京都三大名水の1つに数えられる「染の井」と同じ水脈よ。そこで酒造りを始めたみたいなんだけど、HPにはそこら辺のいきさつは詳しく書かれていないの。知りたいわよねぇ。私、そういう商家の事始め的な話大好きなの。どうも本格的に作り始めたのは、天明のころみたいだけどね。天皇は後桃園天皇なの。「だから桃の井?」って考えてみたり、「甘露な水だから桃?」って考えてみたり、想像ばかりが膨らむわ。

すごろく 双六 sugorock 地ビール クラフトビール craftbeer 京都 kyoto 京都町屋麦酒 桃の井 後桃園天皇建都1200年記念に京都市から、キンシ正宗の建造物や歴史を物語る様々なお宝を公開してほしいって依頼されて、キンシ正宗堀野記念館をオープンしたみたい。造り酒屋の歴史と町家文化がしのばれるようになっているのね、きっと。そこに行けば、様々な疑問も解決するのかもしれない。

http://kinshimasamune.com/

そういったキンシ正宗さんが作ったのが京都町屋麦酒。今でも潤沢に湧き出る桃の井の名水が使われているの。前も話したけど、ウォタがいうには「いい水がないとおいしいビールはできないけど、いい水があってもおいしいビールが作れるわけじゃない」のね。歴史のしっかりした足腰の上に作られた京都町屋麦酒だから、その味わいは想像できるでしょ? 京都町屋麦酒について、「京都に来たらまぁこの京都町家麦酒を飲んでみてください。」といわれるようなビールづくりを目指しているとお話になっているのを、何かで読んだの。決して「世界制覇」とか、「大野望」は語っていらっしゃらないの。でもね、それって、日本、いや世界のどこにいても、このビールを飲めば京都の地を思い出すってことよね。それって素晴らしいし、とても難しいことへの挑戦だって思うわ。
すごろく 双六 sugorock 地ビール クラフトビール craftbeer 京都 kyoto キンシ正宗 京都町屋麦酒かつては日本酒蔵として使用された土蔵造りの蔵で、かたくなにビール純粋令を守って、京都町屋麦酒は作られているの。定番はドイツケルンの「ケルシュ」とデュッセルドルフの「アルト」。そこにイギリスの「ドライスタウト」や季節限定ビールがラインナップされるわ。

芳香とコクにこだわったうえで、京都の食とのベストマッチ。その求めから、上面発酵の採用に至ったみたい。とても上品な味わいで、ともすれば「ワイルド」になってしまいがちなビールが、想像を超えてくるの。それが京都町屋麦酒よ。


KOBOからの話

ボクたちは「菌」なのね。菌は生き物で、環境が変わったりすると死んじゃうの。いい方向に生まれ変わってゆくならいいんだけど、そればかりじゃないよね。まるで座敷童みたい。いなくなると、不幸になるってか、もういいものは作れなくなってしまうんだ。だからヨーロッパのワイン蔵なんかは、環境が変わるのを避けるために、蜘蛛の巣すら掃除しないんだって。「そのままそのまま」を大切にしている。

地ビール クラフトビール craftbeer-family cobo コボ日本の農業も、昭和の時代に急激にニーズが変わって、化学肥料や農薬を多用したじゃない?その土地に代々住み着いていた僕たちみたいな菌が、それによって死んでしまったんだ。今、農業が見直されて、さていい土を作ろうとしても、菌はその土地に土着しているものだから、どこかから持ってきても住み着けないことが多いの。その中から順応する菌が生まれ、それが増えてゆくのを待つしかないんだよね。だから時間がかかるんだ。滅びるのは一瞬なのにね。「継続」させないとダメ。一度途切れると、ほんとに難しくなってしまう。これって文化も同じだよね。忘れ去られた後、もう一度構築するのは大変じゃん?

そういえば、イギリスってゴースト好きじゃん?幽霊と共に暮らすことを、自ら望んだりするし、「よい幽霊はよいことをもたらしてくれる」とも考えているじゃん?なんか、目に見えない相手に対して敬意を払ったり、愛情を持ってくれるって心。これがね、菌に対してのお付き合いの仕方みたいな気がするんだよねん。


CLOSE